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亜麻仁油の効果と効能。効果的な利用法とは。

 
亜麻仁油の効果と効能。効果的な利用法とは。
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 近年の健康ブームによってたくさんの健康食品を目にする機会が増えました。食用油は無意識に毎日の食事に取り入れている食品の一つですが、多種類存在する食用油の中で、どの油がどのような働きを持つか知らない人は多いはず。最近話題になった亜麻仁油もその一つだと思います。体に良いというイメージはあるけれど、いったい私たちの体にどのような効果をもたらすのでしょうか。

 

亜麻仁油とは

亜麻仁油とは

 

 亜麻仁油とは成熟した亜麻(英名フラックス)の種子から得られる、乾性油のことです。亜麻は、見た目はゴマに似ている植物で、カナダ、アメリカ北西部に広く分布しています。人類が初めて栽培した植物の一つで、紀元前3000年〜2000年頃にはエジプトで栽培されていたと言われています。民間療法、伝統療法における亜麻仁の用途は下剤とされています。それを聞くと健康に良い食品とは思えないですよね。しかし亜麻仁油には、私達の健康や健康維持に欠かせない成分を豊富に含んでいるということが分かったのです。

 

亜麻仁油の栄養素と効果

亜麻仁油の栄養素と効果

 

 亜麻仁油には主に以下の栄養素が含まれています。

 

  • αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)

 まず亜麻仁油の最大の特徴と言えることは、αリノレン酸を豊富に含んでいることです。脂質は飽和酸脂質と不飽和酸脂質の二つに分かれるのですが、体内の様々な機能に重要な働きをするのが不飽和酸脂質と言われています。その不飽和酸脂質の中に、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸があり、この二つは必須脂肪酸と言って、体内で作ることが出来ないため、食べ物から摂取する必要があります。αリノレン酸は、そんなオメガ3脂肪酸の一つで、血中の中性脂肪を下げることで血流を改善し、血栓ができるのを防ぐので、心臓や脳の疾患リスクを減少させる効果が期待できます。他にも高血圧予防にも効果があります。

 そんなαリノレン酸は体内でEPA、DHAへと変換されます。これらは青魚に多くふくまれる脂肪酸と同じ種類で、血液をサラサラにするのに役立ちます。

 

  • リノール酸(オメガ6脂肪酸)

 リノール酸は、オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸と同様、体内で生成できない必須脂肪酸であるオメガ6脂肪酸の一つです。家庭で炒め物や揚げ物などに使われる植物油はリノール酸が多いため、日本人が摂取するオメガ6脂肪酸の9割以上はリノール酸からと言われています。適量のリノール酸を摂取は、血中コレステロール値を低下させるので、動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防になります。しかし日頃から平均的な食事をしている人は、既に十分摂取しているとも言えます。

 

  • アマニリグナン

 アマニリグナンとは、抗酸化作用を持つポリフフェノールのことで、亜麻仁種子可食部のリグナン含有量は1.2%と、食材の中でもトップクラスの含有量です。種子から取れる植物性リグナンは、体内でヒトリグナンとなります。これが女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをするため、女性にとってホルモンバランスを整えるのに有効とされています。

 

  • 食物繊維

 ローストした亜麻仁の可食部には食物繊維が24%含まれます。毒素の生成を抑え、悪玉菌を減らす水溶性食物繊維と、毒素を排出し便通を良くする不溶性食物繊維の両方を含んでいます。便秘、ダイエット、美肌にも効果がある食物繊維は、男女ともに不足していると言われる日本人にとっては欠かせない栄養素です。

 

亜麻仁油の効果的な利用法と注意点

亜麻仁油の効果的な利用法と注意点

 

 植物油である亜麻仁油は1グラム9キロカロリーと、他の油とカロリーはあまり変わりません。1日の摂取目安量は成人で5グラム(小さじ1杯強)、子供で3〜4グラム、幼児で2グラムとされています。亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は酸化しやすいので、購入の際は容器が瓶のものをお勧めします。酸化した脂質は消化器官や血液の流れに悪影響を及ぼす有害な物質である過酸化脂質というものに変化してしまうので、開封前も開封後も冷蔵庫で保管してください。開封後は1ヶ月以内で使い切りましょう。あまり大きいサイズのものを買ってしまうと使いきれなくなる可能性があるので注意してください。

 そして先述したように、亜麻仁油は熱にも弱いものなので、低温圧搾法(コールドプレス法)という、熱を加えず圧力をかけて抽出されたものを選んでください。

 

 亜麻仁油は、毎日少しずつ継続して摂取することが大切です。熱に弱いので、40度を超えると栄養素が壊れてしまうので、加熱せず摂取してください。お味噌汁に入れる、ポン酢に足してさっぱりしたサラダドレッシングにする、ジュースやスムージーにするのもお勧めです。摂取する時間は朝が一番効果的です。朝に摂取すると、体温が上がり代謝が活発になります。そこから1日をスタートさせ身体を動かすことで、脂肪燃焼、ダイエット効果が期待できるからです。

 亜麻仁油のサプリメントも多く見かけますが、それによる副作用はほとんど報告されていません。ただし、サプリメントは便秘を悪化させる可能性もあるので、多量の水と一緒に摂取するようにしてください。

 

 また、亜麻仁油と同様に必須脂肪酸を豊富に含むゴマ由来のエゴマ油と比べても、オメガ3脂肪酸であるリノレン酸はゴマの含有量が0.15%に対しアマニは24%と、アマニの方がかなり豊富に含んでいることが分かっています。

 体を健康に導く栄養素を豊富に含む亜麻仁油。毎日小さじ一杯強という適量を朝、仕事や学校に行く前に継続して摂取することで、体にどんな変化が現れるか是非実践してみてはいかがでしょうか。

 

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