生活改善、お悩み解決に役立つ情報をまとめています。

サラダ油とキャノーラ油の違いは何?安全性と特徴について

 
食用油
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

私たちの日常生活で欠かせない食用油。

中でもサラダ油って当たり前のように常備していますよね。スーパーでもおなじみの食材です。

サラダ油と同じように並んでいるのがちょっと青いパッケージのキャノーラ油。「コレステロール0」なんて書いてあるもんだから、特売になっているとついこちらに手を伸ばしてしまいます。

ところでこのサラダ油とキャノーラ油。同じ感覚で買ったり使ったりしていましたが、何がどのように違うのでしょう?

 

サラダ油とキャノーラ油の違いは?特徴と適した料理を比べてみました!

サラダ油

材料

サラダ油は『菜種、綿実、大豆、ごま、サフラワー(紅花)、ひまわり、とうもろこし、米(米糖)、落花生』の9種の種子のみを原料としたものと日本農林規格(JAS)で定められており、JASの認定工場で生産された植物油のみがサラダ油となります。

この内、2種類以上の油を混ぜたものは「調合サラダ油」と呼ばれます。国内のサラダ油の80%以上は菜種か大豆を原料にしています。

キャノーラ油は、キャノーラ種の菜種を原料にしています。キャノーラとは従来品種の菜種から品種改良によって心疾患を引き起こす原因と言われる有害な成分「エルシン酸(エルカ酸)・グルコシノレート」を取り除いたカナダ原産の品種です。キャノーラ油もまた、菜種を使っているのでサラダ油の一種と言えます。

 

特徴

サラダ油は低温下でも固まったり濁ったりしないように精製されています。油類の多くは低温で長時間保存すると白く固まるのですが、固まる成分を取り除き製品化したのです。冷たいサラダにかけるとき、油が固まらないように作られています。

キャノーラ油は心疾患や心臓血管疾患リスクを高める飽和脂肪酸の含有量がとても少なく、悪玉コレステロールを抑え善玉コレステロールの値を保つ働きをする不飽和脂肪酸を多く含みます。心臓病予防の観点からも、とてもバランスの良い脂肪酸組成をしています。また、従来の菜種油に比べてビタミンEを多く含むため、油が酸化しにくく劣化を防ぎます。

 

適した調理法

サラダ油はもともとサラダにかけるドレッシング用の油として作られたものなので、冷たいまま使う事を前提にしています。ドレッシング、マリネ、マヨネーズなどの低温の調理に適しています。

ただ、炒め物や揚げ物にも使っていけないことはありません。キャノーラ油と比べて熱によって劣化しやすいのですが、揚げ物用に繰り返し使いまわしなどしなければ問題はありません。

キャノーラ油は熱に強く酸化しにくい特徴から、炒め物や揚げ物に向いていると言えます。サラダ油と同じくクセがないので、サラダ油の代わりとしても使えます。

 

サラダ油とキャノーラ油の安全性について

キャノーラ油

 

ここから少し気になる怖いお話をご紹介します。私たちが普段手に入れやすい値段で売っているサラダ油とキャノーラ油の原材料についてです。

サラダ油の原料の大豆は、アメリカで遺伝子組み換えされた品質である可能性が高いということ。キャノーラ油もカナダで品種改良された菜種を使っていますが、これも遺伝子組み換えによるものです。

遺伝子組み換えは依然その安全性について問題視されていますが、さらに気になるのは油の搾り方です。

植物油にとって安全で高品質を保つ絞り方は「コールドプレス」「低温圧搾」という方法ですが、生産効率が悪く、少しずつしか絞れません。そこでサラダ油やキャノーラ油は、原料を安全性に問題がある溶剤に浸して柔らかくし、高温にして絞る方法をすることにより大量生産を可能にしています。これがサラダ油やキャノーラ油の作り方です。

心臓病予防に有効と言われる一方で、材料を高温にする時点で脳にダメージを与える物質、動脈硬化、アレルギーを引き起こすと言われるトランス脂肪酸が発生してしまう精油方法で製造される事実。

大変ショッキングな話ですが、大量に作り安価で提供する陰にはこのような仕組みが隠れていると言われています。

 

サラダ油とキャノーラ油についてのまとめ

食用油

 

二つの油の違いをおさらいします。

 

【サラダ油】日本農林規格(JAS)に定められた材料を使い、JAS認定工場で製造されたもの。低温でも固まったり濁ったりせず、冷たい調理に向く。原材料独特の臭いやクセも取り除かれているので、どのような味付けにも邪魔をしない。

 

【キャノーラ油】菜種の一種で、キャノーラ種から絞ったサラダ油のこと。キャノーラ種はカナダ原産で、遺伝子組み換えにより品種改良された菜種の品種。熱に強く酸化しにくいので、加熱調理向き。コレステロールを抑える成分が多く含まれ、ビタミンEが豊富な一方で、製造過程で有害な物質も含まれると言われる。

 

以上のような違いと特徴がわかりました。

 

安価で手に入れやすく、クセや濁りもないのでどんな料理にも使いやすいのは大変魅力的です。反面、大量生産による弊害はどちらの油にもあると言えます。

以前、とある調理器具メーカーの社長さんとお話したことを思い出しました。

社長さんは大変調理することにも思い入れがある方で、「サラダ油やキャノーラ油というものはクセも味もうまさもない」とおっしゃれられていました。極力余分な物を取り除いた純度の高い植物油は、ある意味物足りないのかもしれません。

いずれにしても、どんなに良いと言われる成分も取り過ぎは逆効果につながります。大量生産から生み出された有害物質も、大量に摂取しなければ体から排除する方法もあります。コレステロールゼロと言われていても安心せず、ほかの食材とバランスよく摂取していきたいですね。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© マトメルブログ , 2019 All Rights Reserved.